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報告書

Proceedings of the Takasaki Workshop on Bilateral Cooperations; Radiation Processing of natural Polymers; November 1 and 2, 1999, JAERI, Takasaki, Japan

高機能材料第1研究室

JAERI-Conf 2000-003, p.174 - 0, 2000/03

JAERI-Conf-2000-003.pdf:26.6MB

高崎研では、東南アジア諸国のそれぞれと2国間研究協力を行っており、放射線を利用した澱粉の橋かけ、天然ゴムラテックスの橋かけ、絹タンパク質の分解、海産多糖類の分解などの研究を進めている。これらの協力研究は、東南アジア特産の天然高分子を材料として、放射線加工技術により付加価値を高め、応用分野の拡大を図ることを目的としている。したがって、個々の材料は異なるが、放射線の作用には共通点があり、情報交換をとおして効率的に研究を進めることができ、資源のリサイクル及び環境汚染防止という強い社会的要請に応える技術の確立に役立つ。そこで、2国間研究協力の相手国5か国から研究者を招いて「天然高分子の放射線加工処理」に関するワークショップを開催し、これまでの成果の発表及び今後の展開に関する討議を行った。本ワークショップには国内外の研究者61名(外国人16名,国内29名,原研16名)が参加し、2国間研究協力の相手国5か国から11件、原研から6件、外部からの招待講演2件の講演を行った。本論文集は、ワークショップで発表された論文等を編集したものである。

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